転職、就職活動のコツ その①【書類選考編】
どうも。KURO 座衛門です。
今回は転職、就職活動をしている方向けに少しでも力になれればと思い、記事にしてみました。
私自信、転職を2回していまして前職では採用に関して携わっていたこともあります。
規模は一度の募集で新卒、中途採用で数100人程の応募があった会社です。
会社によって採用基準は異なると思いますが、重なる部分もあるかと思いますので
参考にして頂けると幸いです。
本気で役立てて頂きたいのでちょっと辛口で書いています。
長くなりそうですので2回に分ける予定です。
では早速いきましょう。
転職、就職活動のコツ
書類選考
就職活動する場合の大多数は職安、転職サイト、一斉セミナーで気になる企業を見つけてエントリーしますよね?
その際に履歴書や職務経歴書を提出するかと思います。
そしてこの書類が企業との最初のコンタクトの場です。
ここで何か引っ掛かるものがなければ、会ってアピールすることもできずに終わってしまいます。
なのでここでは、会ってみたい方の履歴書の内容をお伝えします。
経歴
これは新卒、中途の方で変わります。
新卒
大卒なのか、高卒なのかくらいですね。
たまに有名大学の名前があると「おっ」てなりますがただそれだけです。
学歴社会と言われる人もいますが、ここの判断はあくまで本当に迷ったときの最後の判断材料みたいなものです。
中途採用
中途採用の方は何年、何社働いていたかを見ます。有名企業とかであればこれも「おっ」となりますが会社は星の数ほどあります。
書類を見ただけで前職の会社内容なんてわかりません。
なのでこの人は転職を良くしている人なのか長く働く人なのかだけです。
なのでよく嘘を書いたりする人がいるかもしれませんが正直に書いてください。
あとからわかって問題になる方がややこしいです。
そこまで大きなウエイトを占めることではないので気にしないでください。
資格
これは職種により異なりますので一概に言えませんが、あればいいのは英検、TOEIC の点数ですね。
今は当たり前のように外国人が日本に住んでいます。コンビニやファーストフードでもよく働いているのを見かけますよね。
無くてもいい会社もたくさんありますが持っていて損のない能力です。
前職もどちらかというと英語は必要ではなかったですが今後のことを考えて資格があると「一度会ってみよう」となることはありました。もし英語の資格がなくても能力がある方は資格の欄に書いてもいいと思います。
「日常会話レベルなら話せます。」等を書けば十分です。
志望動機、自己アピール
当たり前ですがここが最重要です。
人によってはここしか見ない人もいます。
私の以前の会社は何人かで手分けして履歴書、職務経歴書を見るのですがあまりにも多いとすべての箇所に目を通せていません。(提出した方には申し訳ありません。)
でも他の会社の方の人事採用の方も正直言うとそうだと思います。すべて目を通すと他の仕事も一切出来なくなりますし、時間的に不可能です。
なのでここだけは必ずしっかり読みます。
なぜかというとこの箇所であなたがどんな人間なのか判断するからです。
逆を言うとここがしっかり書けていれば書類は通ります。
履歴書によっては志望動機と自己アピールは一緒の欄になっていることがよくありますので一緒に説明します。
まず先に言っておきますが志望動機は自己アピールではないという方もいるかと思いますが、採用側からすると志望動機=自己アピールです。
志望動機にしろ、自己アピールがしっかりできていない方には興味が湧きませんので面接に来ていただくことはありえません。
ここが好印象ではじめて経歴であったり資格を見させて頂きます。
ではどうのように書いたら良いか説明していきましょう。
まず皆さんは志望動機を書くときにどのように考えて書いていますか?
良く書かれているダメな履歴書には「社風に惹かれて」、「会社方針が自分に合っている」、「事業に感銘しまいた」と書かれているものがあります。
私含める、採用担当はこのワードを見た瞬間にさようならです。
(漫画 グラップラー刃牙引用)
ちょっと考えてみてください。
全く働いていない人が何年も一生懸命に働いている会社の人に社風だったり、会社方針、事業に感銘とか書かれても正直 は?ってなります。
この会社で働いたこともないのにわかるの?
ってなりますね。
もし面接時にこのようなことを言う方にも全く同じ質問をします。
(多少いじわるになりますがここをどう切り抜くかを見たいので)
ですのでこのようなことを書くのは絶対に避けてください。
こちらも学生と社会人は異なりますのでそれぞれ紹介します。
新卒
答えは簡単です。
自分の好きなこと、得意なことを書いてください。他人に負けないようなことを書ければなお良しです。
一番大事なのは読む相手を惹き付けること、もっと読みたく思わせることです。
その場凌ぎの上部だけの文章には何も惹き付けられません。
例えば学生の場合「私はバスケットが好きで、バスケットしかしてきませんでした。本当に好きで毎日練習していました。一つのことをやり遂げる力は誰にも負けません。御社に入社した際にはこの辛抱強さとスポーツを通して学んだ集中力、団結力で頑張りたいです。」こういう文章でもいいんです。
飾らなくていいです。
自分が今まで生きてきてこれだけは負けない!、好きだってことを書けばOKです。
これを私がもし読んだとすると、「本当にバスケットしかしてこなかったのか、他の人に比べて確かに忍耐力はあるかも」と思います。よく結果を残せてないから書かないって方もいるかもしれません。
確かに結果を評価する場合もあります。ただまだあなたはまだ社会人ではありません。
学生の場合は結果ではなく、あくまで適正で判断します。
ただ1つだけ注意点があります。あまりにも具体的に書かないことです。
具体的に書きすぎると読み手側の想像力が失われてしまい、期待妄想が減ってしまう場合があります。
もし書類をたくさん出しても通らない方は上記のことを意識すると変わるかもしれません。
中途採用
中途採用は学生と異なります。もちろん年齢により求められるスキル、職歴はことなりますが、欲しい人材は簡単です。
「即戦力」この一言に尽きます。
(漫画 グラップラー刃牙引用)
何故かというと、そもそも中途採用を募集しているのはすぐに力になれる人が欲しいからです。今後の会社の将来の育成を考える場合は間違えなく新卒を採用します。新卒の方が年齢的に長く働けますからね。
それを観点に入れて書いてください。
何を書けばわかりますよね?
今までの華々しい経歴を存分に書いてください。
採用側からすると他の会社のことは知らないことが多いです。
なのでこれまであなたが頑張ってきた自分の自慢できる経歴を書いてください。
例えば営業職ですと「予算を常に120%達成」・「年間〇億円売り上げ」・「新規開拓〇件」、事務ですと「1日の伝票処理枚数」・「電話対応能力」、開発ですと「新規商品」・「開発商品売上数」・「開発までの道のり」等....。
たくさん書こうと思えば書けるはずです。
そして志望する会社で何をしたいかを合わせて明確に書いてください。
一貫性、具体的なビジョンのない方は採用しません。
そしてその経歴と会社でやりたいことがマッチしていると書類が通ります。
中途採用する場合は、学生と比べて厳しい目で見ます。
支払う給与も学生と一緒にするわけにいかないですし、最初から期待しています。
ただ正直言わせていただくと中途採用の場合は企業の求める人材基準というものがありますので一概に「これを守れば書類が通る」ってものはありません。
ただ一つ言えるのは、今まで働いてきた会社で具体的に貢献して評価を受けたことを書かなければ書類は通りません。
最後に
最後まで読んでいただき有難うございました。今回の記事はいかがでしたでしょうか。
私自身、転職もしていますし就職活動というのは本当に大変だと痛感しています。
少しでもこの記事を読み終わった後に、役に立ったと思っていただければ幸いです。
次回は【面接編】を予定しています。
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宜しくお願い致します。